- Home
- diy-handmade, 技術, 豆知識
- 本結び(スクエアノット)の紹介、ロープの端と端を結ぶ基本的な構造を説明
本結び(スクエアノット)の紹介、ロープの端と端を結ぶ基本的な構造を説明
- 2018/3/4

単純で強いロープの結び方の一つに”本結び”、別名”スクエア・ノット(米国)”もしくは”リーフ・ノット(英国)”と呼ばれる結び方があります。
用途としては一本のロープの端と端を結ぶ、または簡易的に二本のロープを繋ぎ合わせる為に用いられる結び方です。
ここで簡易的にという表現が用いられたのは材質や太さの違うロープや紐でこの本結びを用いるとほどけやすいという特性がある為です。
まずロープ(紐)の端と端を左右から絡めて、先端が同じ上向きにくるようにします。
そして左右の先端を交差させ輪を作ります。
ちなみに 本結びにおいて一番注意すべきポイントは正にこの時で交差した時にどちらが上になっているかをよくよく注視して下さい。「手前から延びた先端は手前、奥から延びた先端は奥」と覚えて下さい。
これが反対になると最終的に強度が低い縦結びになってしまいます。くれぐれもご注意下さい。
さて、先程 形作った輪にロープ(紐)の先端を通しますと上の画像の様な綺麗な形になると思います。
この形を頭の中に強くイメージして下さい。
もし、このイメージと違いロープの紋様が8の字になっていたとすれば、
それは縦結び(グラニー・ノット)です。これは本結びではありません。
8の字ではない綺麗な本結びのラインが見えていたなら
後は左右に強く引っ張るだけです。
ギュッと締めます。これで本結びの完成です。
いかがでしたか?
簡単ですが一つの手違いでおかしな結び方になってしまう落とし穴がある結び方ですよね。
今日もブログに来てくれてありがとうございました。またね