ちょっと前の話ですが、デスクライト【電気スタンド】が点かなくなってしまい、「何でかな?」とよくよく診てみると中間スイッチが壊れてしまっていることに気付きました。
バッキリ割れてしまっていますね。
多分、机を移動させたりしたときに壁に挟んでしまったのだと思います。スタンドごと交換しようかなと思いましたが、お気に入りでしたので決心がつかず、今回は電気スイッチの交換で対応することにしました。
取り急ぎ近所でパナソニック製の中間スイッチ【WH5403】が見つかったので購入しました。
商品によって内部は少し違ったりしますが、中を開けると大体は次の様な構造になっています。
まずは今まで着いていたスイッチ[壊れていたモノ]近くの配線をペンチで切断して、新しい中間スイッチを準備します。当然のことですがコンセントからプラグを抜いた状態で作業をしてください。
そして配線を二股に分けます。
ここから被覆を2cmほど剥ぐ(はぐ)訳ですが、電工ナイフがあると便利です。ちょうど刃の幅が2cm程度ですのでこの位置から剥ぎ始めると上手く収まりがつきます。
電工ナイフを上向きして、親指との間に被覆線を挟み、上の画像のようにくるっと1周させます。
そのあと被覆線を曲げると銅線が顔を出します。
上の画像の状態になったら、樹脂部分を引っ張るだけでスポッと被覆が取れます。電工ナイフの刃の下にある“くぼみ”を利用しても良いでしょう。
被覆を剥いだら、銅の“より線”が出てきますので、捻って鉤状に曲げます。
ネジが右回しで締まる仕組みですので時計回り方向に曲げます。
ドライバー(ネジ回し)で簡単に接続できます、特別な工具は必要ありません。
ネジを締めると上の画像のようになります。ここまでくれば後は裏のカバーをつけるだけとなりますので安心して下さい。
カバーをつける時もドライバーを用いてネジを締め付けるのですが、このとき自動的に電線がカバーに押さえ付けられる形となり結果として抜けにくくなります。
これで中間スイッチの交換完了です。
今回は交換でしたが、中間スイッチが無い箇所に後から取り付ける場合も同様の作業になります。
難しい作業ではありませんが、電気が絡みますので、くれぐれも気を付けて下さい、宜しくお願い致します。