危険回避!電動トリマーによるキックバックについての基礎知識を深めよう。

トリマーとストレートビット
トリマーとストレートビット

電動トリマーは木材加工において便利な電動工具の一つですが、取扱いを間違えると、非常に大きな事故へと繋がります。

キックバック現象はその中でも特に危険度が高く、慣れた人でも油断すれば身に掛かる可能性があります。(キックバックとは不意に起こる切断対象物と回転した刃物の衝突現象の事を指します。人間の力ではその衝撃を吸収する事は不可能でしばしば大怪我に繋がります。)

特にトリマーにおいては左方向に向かってキックバックが起こる事を基礎知識として知っておく必要があります。

右手で工具を扱う人が多い中、左方向に回転した刃物が跳んでくるということは恐怖以外の何物でもありません。支えているはずの左手に予想外のタイミングで高速回転した刃物が来るわけですから。

ではキックバックを起こさないた為にはどうすれば良いかですが、第一にプレート面からビット(刃物)を出しすぎない事です。一般的には堀込の深さを3mm程度に抑える事が推奨されています。

ストレートビット
3mmずつ徐々に深く掘りましょう。画像では分かりやすい様に10mm程、ビットを出していますが、いきなりこの深さで掘り進めるとキックバックが起こりますので危険です。

それ以上の深さを掘りたい場合は、上の画像での説明通り、徐々に深く掘っていく事です。

第二に、ジグを用いることです。na工房では丸のこ定規の応用でトリマー用の定規を使用しております。

溝堀
トリマー用の定規を用いて溝堀する様子。

上の画像を見ていただければ分かるかと思いますが、専用定規を木工用のクランプで固定した上で、トリマーを使用しています。トリマーの左側に定規を固定することで、左側へのはね返りをガードします。更にまっすぐに溝堀する事が出来るため、トリマー定規は安全性と作業性向上の面で必須のアイテムと言えます。

以上、ビット(刃)を出しすぎない事と、ジグを使う事の二点ですが、上記のポイントを押さえておけば、安全性は格段に上がりますので、参考にしてみて下さい。

楽しいdiyライフの為にも常に安全に行動することが大事だと思います。


 

作成者: 仲 高宏

主に日曜大工(diy)やハンドメイドに関するお役立ち情報を発信しています。 電動工具の扱いや、木材の加工方法、便利な補助道具の紹介を記事にしています。 最近は「木彫り」や「切り絵」も始めました。 住まいは古の都、奈良県奈良市、子供二人の四人家族です。