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たった13cmの低い台が想像以上に便利だった話!手作りのモノは子育てに良い。
- 2016/3/1

思い出のdiy作品にたった13cmの高さの低い台があります。
そんな低い台なんて何の役にたつのかと不思議に思われるかもしれませんが、赤ちゃんの離乳食が始まる頃から3歳ぐらいに至るまで色々なシーンで役にたっています。
実際我が家でもこんなに使用する機会が多いとは思いもしませんでした。
上の画像がそうです。随分傷まみれになりましたが、渋味が増しました。よく使われている証拠だと思います。天然の木を使って家具を作った場合、年月が経つと良い風合いになるので、ついつい色々なものを作ってしまいます。
表面の塗装は水性塗料(ステイン系)のチーク色で色付けした後、蜜蝋ワックスを塗っています。
元々の製作に至った経緯ですが、単に離乳食を置くための台が欲しかったというものです。
バンボのベビーチェアってご存知ですか?
首が座ったけれども、まだ自律して座ることが出来ない赤ちゃんをちょこんと座らす事が出来る便利なアイテムです。南アフリカで生まれた商品だそうですね。何ともグローバルな商品です。
何せこのベビーチェアに座らせながら、離乳食をあげていたのですが、床に置くのも嫌ですので、台が欲しいなという事になったわけです。小さいので作業も楽でしたし、気軽に自作しました。
軽い気持ちで作ったので2~3ヶ月位でお役御免かなと思いましたが、娘はしばらくするとこの低い台に掴まって、掴まり立ちの練習をするようになりました。
ちょうど良い高さだったみたいです。
それからも成長の過程と共に様々な用途として活躍します。
時にはお絵描きの練習をする机として活躍し、少し背が伸びると椅子として活躍しました。
また、高い所に手を伸ばす時に踏み台として使ったり、こちらが教えなくても、子供って自分の都合の良いように自由な発想をするんですね。
こちらにとっては単なる低い台だったとしても、もしかしたら娘にとっては自分の世界が拡がる夢の道具だったのかもしれません。
掴まり立ちで見える世界が変わり、手の届かなかったものが届くようになり、お絵描きするのに良い高さの机になる。しかも大人は使わないので自分だけの相棒です。愛着も湧く訳ですよね。
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(作る上での情報を追記)
ちなみに台の裏側はこのようになっています。
丸棒で足の補強をはかっています。ドリルで足に孔をあけ、木工用ボンドを接着剤に差し込んで継いでいます。
天板のサイズは350mm×210mmです。
組立はダボ継ぎと木工用ボンドを併用しています。低い台ですのでこの程度で十分でした。
簡単な工作ですし、赤ちゃんがいる家庭なら必ず役に立つと思いますので、手作りの台に挑戦してみませんか?
日曜大工の入門にもってこいだと思いますよ。