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絵本のフクロウを木彫りで再現しよう!
- 2016/1/27

クリス・ホートン氏が手掛ける不思議な色合いの絵本「ちょっとだけまいご」をご存知ですか?
木から落っこちたチビフクロウが森の動物に助けられながら、そのタイトル通りちょっとだけ迷子になるという名作です。
二歳半になる娘にクリスマスプレゼントとして購入したのがきっかけですが、父親である私もその魅力にすっかりファンになってしまいました。
娘に絵本を読み聞かせるのも良いのですが、この世界観をぜひ触れる事が出来る形で実現したいという欲求にかられ、今回木彫りで再現してみようという事になりました。
上の画像が完成品です。ちなみに木彫りのチビフクロウがとっているこのポーズは、「こんな感じに大きいんだよ」と自分の母親のイメージを森のリスに伝える時の仕草です。
他にも可愛らしい仕草が絵本上では展開されていますが、詳しくは絵本を手にとって自分で確かめてみて下さいね。
さて、作り方ですが、用意するものは
- 木材
- 糸のこ
- ヤスリかミニルーター
- 絵の具(紺、焦げ茶色、白、赤)
- 細い筆、パレット
これぐらいで大丈夫です。
さて、まずは糸のこで形を抜きます。小さなものですからハンディタイプの糸ノコでも大丈夫です。(電動であれば2~3分で済みますが)
そして、抜いた型をヤスリ(もしくはミニルータ等のロータリーツール)で削り、丸みを帯びさせます。
後は色を塗るだけですが、結構これが難儀でした。絵本の表紙を見ていただければ分かると思いますが、あのような色の絵の具は販売されていないので何とか自分で作らなければなりません。
パートナーの助言を借りて、紺色に焦げ茶色を混ぜて、ベースの色を作り、目の回りは赤に白と少量の紺、クチバシはピンク、腹回りの紋様は紺色に少量の白としました。
後、クチバシの部分だけは、少し立体的になった方が良いと思い、小さな三角の木片に色を塗って貼り付けています。
しかし、クリス・ホートン氏が手掛けるデザインには素晴らしいものがありますね。どんな方なのか気になり、検索したときに良い情報が得られたサイトが有りましたので、リンクを貼っておきます。
どんどん活躍して欲しいですね。
リンク
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