木彫りの手順を紹介。すずめを彫ってみよう!

サンドペーパーで磨く

今回は木彫りの手順を紹介します。前回は部分的に木を面取する方法を紹介しましたが、木彫りというのはそれの延長線上にあると言えるかもしれません。

小さなものでしたら、一時間ぐらいで結構かたちになりますので気持ち的には手を出しやすいと思います。

今回のモチーフには何が良いかと迷いましたが、雀(すずめ)なんかが可愛らしくて適当だろうと思い、早速自作してみました。

木彫りのすずめ(着色前)
木彫りのすずめ(着色前)

まだ着色前ですが、食べ物を啄(ついば)む様子を彫ってみました。ここまでの流れを順を追って紹介します。

すずめを下書きする
すずめを下書きする

まずは木材に鉛筆で簡単に下書きします。木の材料は特に何でも良いのですが、今回はラジアータパインの集成材を使いました。na工房では集成材をよく使うので端材としてその辺に多く転がっています。

糸のこで切り抜く
糸のこで切り抜く

下書きに沿って糸のこで綺麗に切り抜きます。これぐらいの形なら2~3分で切り抜けるかと思いますが、あまり急ぐと糸鋸の刃が折れてしまったりする恐れがありますので、ゆっくりと作業しましょう。

尾羽の部分を作る
尾羽の部分を作る

先程の切り抜いた形を今度は上から見て、下書きをします。尾羽の部分はそのまま糸のこで削れそうだったので形を整えました。

ノミやロータリーツールで角を削る
ノミやロータリーツールで角を削る

後はノミやロータリーツールで角を削り、丸みを出していきます。大きく削りたい時はノミ、細かく削りたい時はロータリーツールといった感じで使い分けすると作業がはかどると思います。次の画像の様に細かい箇所を丁寧に削るとディテールに凝った可愛らしい形に落ち着きます。

細かく削りディテールに気を配る
細かく削りディテールに気を配る
細かく削りディテールに気を配る。その2
細かく削りディテールに気を配る。その2

すずめ等、鳥の場合、足だとかクチバシの辺りに気を配ればグッと雰囲気が出てきます。後は頭の丸みを根気よく出せば立派な木彫りになります。

サンドペーパーで磨く
サンドペーパーで磨く

ここからは好みが分かれる所だと思われますが、今回はサンドペーパーで上の画像の様に綺麗に磨きました。あまり磨かずに少し毛羽立った感じを出しても良いです。むしろその方が木彫り独特の良い感じなのかもしれません。私は何も考えずにいつもの癖で磨いてしまいましたが。

後は着色なのですが、今回はここまでとします。次回に期待してください。

木彫りのすずめ(着色前)
木彫りのすずめ(着色前)

(追記)

木彫りのすずめ(二羽に増えました)
木彫りのすずめ

着色の手順をアップしました。関連ページへは下記リンクで!

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作成者: 仲 高宏

主に日曜大工(diy)やハンドメイドに関するお役立ち情報を発信しています。 電動工具の扱いや、木材の加工方法、便利な補助道具の紹介を記事にしています。 最近は「木彫り」や「切り絵」も始めました。 住まいは古の都、奈良県奈良市、子供二人の四人家族です。