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ラピュタの飛行石を木工で自作!
- 2015/12/6

何かとdiy好きの中ではネタにされる題材として「天空の城ラピュタの飛行石ペンダント」の再現がありますが、意外に木工では挑戦する方が少ない様でしたので、今回は遊び半分で自作してみました。
これですね。結構忠実に再現したつもりですが、やはり木に紋様を掘り込んで、塗料を塗っているという構造上、宝石の様な透明感はありません。その代わりニス塗りで艶を出しています。さて、ここからは簡単に製作行程を書き連ねます。
まずは卵形の木(φ26mm)が市販されていましたので今回はこれを利用させて頂きました。ちなみに東急ハンズで購入。
卵形のままでは原作のイメージと少し違うので、サンダーで平たく加工しました。これで裏面、表面がハッキリします。
先程平たく加工した面に裏表それぞれの紋様を鉛筆で下書きします。表面の紋様は少し複雑ですので、後から加工するときに潰れてしまわないように細心の注意を払います。
紋様の下書きが終わったら、バイスで固定し、ミニルーターで彫る準備を整えます。左側に少し見えるのがミニルーターです。DREMEL(ドレメル)のハイスピードロータリーツール「3000」というモデルです。
鉛筆の下書きに沿って彫り進めると上の画像の様になります。これは表面ですが、裏面も同様です。
そしてスプレーで一気に色付けします。今回はウルトラマリンブルーという色を用いました。この時段ボールか何かで囲ってあげると風の影響を受けないですし、スプレーの色が周りに飛び火しません。
そして紋様の部分に黄色の着色をすると完成に近づきます。着色後はニス塗りをしますので、上の画像の様にヒートンという金具で吊るせる様にしてしまうと作業が早くなります。
そしてニスを2~3回塗れば、かなり艶やかになりますので、石の部分は終了です(木製なのに石というのは可笑しいですが)。後は首掛けようにネックレス様のチェーンか紐を通してあげれば完成です。
子供の時に見た映画やアニメのワンシーンを再現するというのは何だか楽しいものです。子供の時に感じたドキドキを思い出すからかもしれません。
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