手作りテープカッターの作り方、木工の基礎的な技術で作れますよ

  • 2017/12/3
木製テープカッターの構造

今回は木製のテープカッターの作り方の紹介です。

小さいものですし、手作りならではの優しい雰囲気のフォルムを作りやすく、DIY作品を自宅に導入するにはちょうど良いテーマなのではないかと思います。

ぜひ皆さんも作ってみてくださいね。


実はこの記事を書く数日前に4歳の娘が我が家にあるお気に入りの陶器製のテープカッター台を落として割ってしまうという出来事がありまして、新規購入するかどうか迷っていたのですが、

割れた陶器製のテープカッター

割れた陶器製のテープカッター

割れた陶器製のテープカッター台と残された部材を見て、ふと気づいたんです。

ギザギザ刃とテープリール

ギザギザ刃とテープリール

もしかしてテープをカットするギザギザ刃とテープリールさえあれば、あとは簡単に木工でテープカッター台を作れるのではないだろうかと。

そのような裏事情もありながら今回の記事は進めてゆきます。


まず、テープの幅ですが家庭では15mm~18mm程度の規格を使うのが一般的だと思いますが、テープカットのギザギザ刃自体の規格は28~30mmですので、刃を受ける支柱の幅はそれに合わせるのが良いと思います。

この支柱の幅が全ての基本構造に繋がります。

テープカッターの構造を考える

テープカッターの構造を考える

基本となる支柱の幅が決まったら、上の画像の様にパーツを並べてみるとさらに作品作りのイメージがしやすくなると思います。

 

そしてテープリールの直径は74~75mm(だから半径37mm程度)、装着するテープの厚みは10mmありますので、台座からの距離で50mm~60mmのポイントにリールの軸受けを作れば良いでしょう。

木製テープカッターの構造

木製テープカッターの構造

私は台座からの距離60mmのポイントに合わせ、軸受けとギザギザ刃の設置する高さを決めました。

このポイントさえ決まれば後は自由です。個人の好みにあったデザインで作り進めることが可能です。

私はオーソドックスなスタイルにしましたが、何かをモチーフにしたキャラ的なデザインのものでも構わないですよね。

ちなみに全長は170mmにしました。


テープリールの軸受けについてですが、私はトリマーという木材に溝を掘る電動工具を持っていましたので、溝掘りで対応することにしました。

ただしこの軸受けについては半月状の部品を自作して使う方法などもあり溝掘りにこだわる必要はありません。

トリマーで溝を掘る

 

ほら綺麗に溝ができました。これは6mm幅の溝ですが、溝の幅はテープリールの軸の太さに合わせましょう。


さて、ここまでできたなら後は各部品を接着もしくは組み立てるだけですね。木工ボンドでもビスでも構わないと思いますので、お好きな方法で組み立てましょう。

テープカッター台を組立て

テープカッター台を組立て

ちなみに私は木工ボンドで接着して組み立てました。

C型クランプ等があるなら木工ボンドで充分な接着強度を保つことが可能です。


ここでポイントなのですが、組み立てた後に、ヤスリなどでできる限り丁寧に研磨すると後々の仕上がりに大きな差が出てきます。

単純なデザインもしくはオーソドックスなデザインであろうとここでのディテールにこだわりさえすれば大体上手くいくので不思議です。


手作りテープカッター(木製)完成

手作りテープカッター(木製)完成

後は色塗りをすればまたグッと良い雰囲気が出てきます。

今回は重厚な雰囲気を出したくて濃い色合いにしました。

ちなみに画像のテープカッターの色は茶色の塗料と青みがかった緑色を何度も重ね塗りした上で、ブライワックスで艶を出しています。


手作りならではの柔らかい雰囲気の工作物が仕上がりましたね。文章で読むとかたいイメージがあるかもしれませんがやってみるとそれほど難しい作業ではありません。

ちょっとした腕試しでチャレンジするのもありだと思います。


今日もブログに来てくれてありがとうございました。またね


仲 高宏「na工房」の管理人

投稿者プロフィール

主に日曜大工(diy)やハンドメイドに関するお役立ち情報を発信しています。
電動工具の扱いや、木材の加工方法、便利な補助道具の紹介を記事にしています。
最近は「木彫り」や「切り絵」も始めました。

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