丸のこ定規を自作しよう!450mmと900mmの2種類で作業効率がぐっと上がる。

  • 2015/8/5
丸ノコと丸ノコ定規(手前から見た図)

今回は簡単に自作できる丸のこ定規の紹介です。

まず、木材をスピーディーに切断するのに便利な道具に丸鋸(丸のこ)という電動工具がありますが、実はこの丸ノコ、回転する刃の切断ラインが自身のプレートに隠れてしまう構造の為、フリーハンドで思い通りの箇所で真っ直ぐに切るのは難しいという難点があります。

そこで正確に木材を切断しようとするなら専用の丸のこ定規が必要になってきます。

どこに売っているのかと言われれば、ホームセンターでも専用の定規が販売されたりするのですが、この定規が販売価格が高くてちょっと手が出しにくい。

しかし実はこれに関しては手作りで十分便利なモノが出来るのです。

そこで今回は安上がりで便利な手作り「丸のこ定規」の作り方と、その使い方を紹介したいと思います。

まずはどんな感じのモノか、画像で見ていただきましょう。

丸のこ定規

丸のこ定規

本当に手作りの簡単なモノなのですがこれで完成品です。雰囲気だけでも掴んでいただけましたか?

実はこれ、薄いベニヤ板に真っ直ぐな板を張り合わせただけのモノなのです。

丸ノコと丸ノコ定規(横から見た図)

丸ノコ定規(横から見た図)

手前から見ると、このような構造になっています。本当に貼り合わせただけの構造であることが分かるかと思います。

丸ノコ定規(斜め手前から見た図)

丸ノコ定規(斜め手前から見た図)

そして斜め手前から見ると、丸ノコの刃と丸ノコ定規の関係性が見えてくると思います。ベニヤ板の右端が丸ノコの刃が通るラインと一致しています。つまりベニヤ板の右端のラインを切断したいラインと合わせると思い通りの位置で真っ直ぐ切れるという訳です。


続きまして、作るときのポイントですが、いたって簡単です。薄いベニヤ板の上に板を張り合わせた後、上の板に沿って丸のこのベースプレートを這わせ、ベニヤ板に切断作業を一回かけるだけです。

そうなんです、ベースプレートの端から丸ノコの刃までの距離を一々測って板を貼り合わせている訳ではなく、大雑把に貼り合わせてから丸ノコでカットしているだけなのです。一回切断すれば、ベニヤ板の余分な部分がカットされ、自動的に切断ラインが生まれるという訳です。

そして以後、直線で切りたい箇所があるときに鉛筆か何かでチェックし、ベニヤ板にできた切断ラインと合わせれば、丸のこをかけた時にぴったりと思い通りの位置で切断できるようになるというわけです。簡単でしょ?


 

丸のこ定規

丸のこ定規

ちなみに鉛筆で89mmと書かれていますが、これは丸のこの構造上、上部に貼り合せた板の右側89mmに沿って切断ラインができる為です。(マキタの5230の場合)

結構大きく右に切断ラインができるなと不思議に思われるかもしれませんが、これはキックバックが起きた際に人に危害が加わらない用に設計されているためです。(右手で丸のこを持った際に回転刃が身体より外側にくる設計)

これで不意に弾かれてキックバックが起こっても、自分の身体側に刃物が来る可能性が低くなります。


続きまして使用方法ですが、

鉛筆で印を付ける

鉛筆で印を付ける

切断したい板に対して、鉛筆で印を付けます。

鉛筆のラインと丸ノコ定規を合わせる

鉛筆のラインと丸ノコ定規を合わせる

そして自作した丸ノコ定規を鉛筆のラインと合わせます。

丸ノコをかける

丸ノコをかける

後は丸ノコで切断するのみです。丸ノコの刃は切断する板の厚みよりも少しだけ多目に出しましょう。

簡単ですね。

丸のこと丸のこ定規

丸のこと丸のこ定規

こんな感じで作業台があると更に作業がしやすくなります。


因みにどれぐらいの長さのモノを用意していいのか不安にされる方もいらっしゃるかと思われますが、経験上450mmと900mmの2種類用意すると良いでしょう。この2種類というのがミソで、メインを450mm、長尺用に900mmという感じで使用すればぐっと作業効率が上がります。

丸のこと定規

丸のこと丸のこ定規

後の細かい仕様はそれぞれ自分で見つけるのが良いでしょう。何せ安いベニヤ板で良いのでとにかく作ってみる。躓(つまず)けば修正という手順でやってみるのが一番の早道です。案ずるより産むが易しです。


リンク

仲 高宏「na工房」の管理人

投稿者プロフィール

主に日曜大工(diy)やハンドメイドに関するお役立ち情報を発信しています。
電動工具の扱いや、木材の加工方法、便利な補助道具の紹介を記事にしています。
最近は「木彫り」や「切り絵」も始めました。

この著者の最新の記事

リンク

スポンサーリンク

おすすめ記事1(技術系)

  1. 吊戸棚にキッチンペーパーホルダーを取付け
    余分な油を吸い取ったり、野菜の水をきったりするのに欠かせないキッチンペーパーですが結構かさばりますし…
  2. 隠し釘
    今回は隠し釘の紹介です。 ちょっとした工作物を木工で作ると、場所によっては釘やネジの頭が見えて…
  3. ストレスなく届きます
    電動ドライバーは便利な工具ですよね?特に長めのビスを打つ時や、打ち込む本数が多い時なんかはその有り難…
  4. 外れ止めをドライバーで緩める
    世の中に出回っている網戸掃除の情報は、基本的に網戸サッシをレールから取り外さない事を前提に取り上げら…
  5. 鍵のトラブルは厄介です。 何せ出掛ける時は大体急いでいる時だし、帰ってきて早々鍵が開かなければ…
  6. LABRICO(ラブリコ)を使用した玄関脇の棚
    素人diyだけどプロっぽく仕上げたい‥ これまで数多くの棚や机なんかを自作してきたna工房です…
  7. ダボ用マーカー(マーキングポンチ)とドリルストッパー
    木の継ぎ方にも色々と種類がありますが、「ダボ継ぎ」はその中でもコストが安くて、電動工具もドリルドライ…
  8. サイクロン式集塵機
    木材を加工すれば必ず大量発生する切り屑たち。日曜大工(DIY)に勤しむ方にとっては悩みの種ではないで…

スポンサーリンク

おすすめ記事2(アートワーク系)

  1. カッターで切り抜き
    今回は珍しくスプレーを使用したdiyです。家にある無地のゴミ箱にシルエットデザインを施そうという試み…
  2. 玄関脇のワイヤーネット
    ワイヤーネットって便利ですよね。 ちょっと壁に掛けておくだけで色々楽しめます。ホームセンターや…
  3. 木彫りのネコ(背伸びのポーズ)
    手作り、ハンドメイドって楽しいですよね? また木彫りでかわいい置物作りがやりたくなってきました…
  4. アイロン接着フェルトを切抜き、ワンポイント作り
    無地の生地に何かしらの目印、ワンポイント的な何かを付けたいなという時に便利だなと思うものに、“アイロ…
  5. バイスで固定
    何かとdiy好きの中ではネタにされる題材として「天空の城ラピュタの飛行石ペンダント」の再現があります…
  6. 消しゴムはんこ「ふたば」完成
    今回はトレーシングペーパーを用いた「消しゴムはんこ」の作り方を紹介したいと思います。材料や道具も10…
  7. 切り絵作品「翡翠(かわせみ)」
    以前市販のテキストを使用した切り絵の練習方法を紹介したことがありましたが、いくつか作ると今度は欲が出…
  8. フクロウ(羊毛フェルト)完成
    普段は木工ばかり手掛けているna工房ですが、今回は初めて繊維に取り組みます。羊毛フェルト(フェルティ…

リンク

ガーデニングやエッセイ

  1. しばらくの間でも家を離れてみると気付くことがあります、例えば出張なんかで三日も家を離れれば、自分から…
  2. なわとび
    三十代も後半に差し掛かってきますと、体力はずいぶん衰えるなと自覚してから、日々の歩く距離を長くしたり…
  3. 先日、近所にある大型のオモチャ屋へ出向きましたがいつもと雰囲気が違うことに気付きました。はじめはクリ…
  4. アジサイのドライフラワー
    家のどこでも良いのですが、ちょっと風が通って、日陰になるところに、2~3週間ほど花を吊り下げたことあ…
  5. 自身がどんな赤ちゃんであったのか? 曖昧な記憶も無ければ断片的な記憶もない。痕跡としてはアルバ…

リンク

応援お願いします!

RSSフィード登録できます!

follow us in feedly

back number 100

ページ上部へ戻る